当サイトの3つの約束

数多くのサイトがある中から、当サイトにお越しいただき本当にありがとうございます。

当サイトは、次の3つのことをお約束いたします。

もし、あなたが「複雑で、リスクが高くて、楽にならない」ことをご希望であれば、当サイトはお役に立てないので他のサイトに行くことをおすすめします。
しかし、「なるべくわかりやすく知りたい」「リスクの少ない対応をしたい」「親も子どもも少しでも楽になりたい」と考えるのであれば、このサイトがお役に立てる自信があります。

なぜなら、次の6つの強みがあるからです。

当サイトの6つの特徴

すでに、ウェブ上には多くの不登校関連のサイトが存在します。
専門機関が情報発信をしているサイト、あるいはご自身やお子さんが不登校になった実際の経験をもとに書かれたサイト。「復学支援」や「再登校支援」などの登校を目指すサイトや、ホームスクーリングなど学校以外の学びの場について紹介するサイトなど。さまざま存在します。

そんな中で、2023年に私たちがこのサイトを立ち上げたのは、次の6つの特徴があるからです。一つ一つの特徴については、他のサイトにもとても良い情報があります。しかし、この6つの特徴をバランスよく兼ね備えているのは、当サイトしかないと自信を持っております。

1) 公認心理師が編集、医師・臨床心理士・教師など専門家が監修

このサイトの編集責任者は、不登校で悩むお子さんや保護者さんのカウンセリングを20年以上続けており、現在もカウンセリングルームで不登校の相談に対応している公認心理師(国家資格)精神保健福祉士(国家資格)です。さらに、メンタルヘルスに精通している医師が監修しております。
他にも、不登校事例に多く関わった公認心理師・臨床心理士・現役の教員の協力も得て運営しております。
 →管理者情報はこちら

自分一人だけの経験や主観的な意見だけでなく、さまざまなエビデンスと多くの事例を踏まえた上で、客観性と再現性の高い情報を発信してまいります。 

2)「不登校の要因も解決策も、それぞれ子どもによって違う」ことを前提に

「△△をやれば必ず不登校は解決する」「不登校の原因は全て××」などと単純に考えても、たまたまうまくいく場合もあるでしょうが、多くの場合は事情が違うため挫折します。そして「うまくいかなかった。我が家はダメなのだ」と親御さんもお子さんも自信を無くしていったり、あきらめてしまうことがあります。

不登校の原因も解決策も、お子さんごとにそれぞれ違います。この「それぞれ違う」という前提の元で、どんなことが当てはまるか(当てはまらないか)、何が役立つか(役立たないか)、どうすればいいのか(どうしたらいけないのか)などを考えるヒントをご提供いたします。

答えは誰にもわかりません。ヒントを使って、それぞれの正解を作っていく作業。その作業が不登校の子ども支援に必要なだと考えています。

3) 根拠と具体例をハッキリ・たっぷり掲載

世の中には根拠のない怪しい内容で不登校の原因や子どもとの関わり方について紹介しているサイトも多くあります。その結果、子ども自身もそして保護者も必要のない負担を背負ってしまうことがあります。

当サイトの記事は1人の体験談や感想ではありません。これまでの多くの不登校相談を受けた中で多くの家族に共通する状況や悩みなどを取り上げています。
論文や調査など客観性と信頼性の高い情報を積極的に取り上げます。充分な実績とエビデンスで皆さん役立つ情報をご提供いたします。

4) 1記事3000字程度で読みやすく

1記事あたり、2000~4000字にまとめて短時間で読めるように簡潔・明瞭な記事作成を意識しております。もちろん、全ての情報を網羅できるわけではありません。興味を持たれたり、さらに知りたい場合には、深掘り出来るようにリンクなども充実させていきます。

何も考えずに情報を「信じすぎる」あるいは「否定しすぎる」ことは危険です。大事なことは試行錯誤をして「確かめること」だと考えています。ぜひ、ご自身で冷静に考えて充分に確認しながらご判断ください。

5)「あの時、何がダメだったのか」ではなく「これから、どうすれば良いのか」を考える

お子さんが不登校になると「育て方が悪かったのではないか」「愛情不足ではないか」「親である自分自身がアダルトチルドレンだから」「繊細過ぎるから」などと、さまざまなことが頭をよぎるでしょう。でも、一番考えなければいけないことは「では、これからどうすればいいのか」だと考えます。

例えば、貧しい家庭に育った少年がいたとしましょう。その少年が一生懸命努力して立身出世した場合、貧しかった幼少期はその少年を成長させた良い思い出になるかもしれません。一方で、その少年が卑劣な行為を繰り返す大人になったら、貧しかった幼少期は劣悪な環境だったと意味づけられることでしょう。
つまり、過去の出来事は変えられませんが、未来が過去の意味を決めることもあるのです。

これまでの育て方、あるいは不登校になった事実は変わりません。だからこそ「これから何をするか」「今から何ができるか」を考えることで、不登校をリソース(資源)に変えることが出来るのです。そのような考えで私たちは情報発信をしております。実際に何をどのように進めればよいのか、一緒に考えましょう!

6) ゴールは登校ではなく、子どもの自立(自律)

学校復帰(登校再開・復学)だけがゴールではありません。例えば、ひどいいじめなどで不登校になった場合、登校することでさらに危険にさらされる場合もあります。また、近年ではインターネット環境の充実により、ホームスクーリングをはじめ、さまざまな形の学び方があります。

お子さん自身も保護者の皆さんも「何が何でも登校を目指す」という考えから「学校に行かなくてもいい」という考えなどさまざまあると思います。
どのような考えの保護者でも、「将来、素敵な大人になって健康で幸せな生活をしてほしい」という思いは共通のはずです。
本サイトの目標も同じです。「将来、より健康で幸せな生活を送れる。そして困ったことがあっても自分なりに対処できるような大人になる」ためのお手伝いができればと考えております。

「明日は学校に行くのか、行かないのか」といったことよりも、お子さんがしっかりと成長して元気に親から自立することが重要です。
子どもが親から自立するために、子どもが何をすべきか、親が何をすべきか(何をしないべきか)などを考えていきます。

まだまだ至らぬ点の多いサイトですが、どうぞよろしくお願いします。
お気づきの点や、疑問・質問・ご意見・ご感想などがありましたら、ぜひともお聞かせください。

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