内訳

不登校になった時期について

不登校になったきっかけ

「わからない」が11.8%

本人が「わからない」場合が11.8%になっています。本人にも不登校になった理由がわからない場合も多いことがわかります。

周りはもっと「わからない」

本人でさえも不登校になった理由がわからない場合が多いのですから、保護者や教員など本人ではない関係者に余計に分からないことが多いでしょう。なぜなら、「本人はわかっていても、誰にも言いたくない」場合や、「本人はわかっていても、保護者には理解できない」場合もあるからです。

例えば、この調査で「その他」の項目と回答した方は、友人関係でも、家庭や学校の問題でもないとなると、理由があってもどう説明していいか言葉にできない場合も多いでしょう。特に小学生の頃であれば、理由を分析したり、自分の気持ちを相手に伝えることは難しいでしょう。

また、本人なりに理由がはっきりとわかっていたとしても、伝えたくない場合もあります。例えば、「家庭環境」が原因の場合に「家庭のせいだ」と保護者に面と向かっては言いにくい場合もあるでしょう。他の理由の場合でも、「余計な心配をかけたくない」などの理由で口を閉ざすことあります。

今の自分から不登校の頃の自分へのアドバイス

Q3.今の自分が、不登校の時の自分にアドバイスできるとしたら、何を伝えたいですか?

という質問をしました。その回答をAIが分析した結果が以下の通りです。

一番中央に「無理するな」がありますね。不登校になっている状況を肯定し、「慌てなくていい」というメッセージです。他にも「今のままでOK」「大丈夫だよ」といった単語があります。

詳しい解説や、回答一覧は次の記事をご覧ください。

元不登校当事者として、子どもの不登校に悩んでいる親に伝えたいこと

一番中央に「寄り添う」がありますね。子どもの状況を否定せず、そばにいてほしいというメッセージでしょう。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。